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この記事は「 MARKETING AUTOMATION, MEET DRUPAL 」の翻訳です。
この記事の目次

こんにちは。あなたを待っていなかったと言ったら嘘になるでしょう。これはブログなのですから。みなさん記事を読みに来ているのですから、それでいいと思います。では本題に入りましょう。本日はなぜDrupalがマーケティングオートメーションツールと相性が良いのかについてご紹介します。

さて、マーケティングオートメーション。おそらくマーケティングオートメーションは間違いなく過去10年の中で最も誇大広告されたテクノロジーでしょう。MAプラットフォームに登録し利用すると自動的にお金が入ってくる、などとても静かなトーンで語られませんでしたか?残念ながらそれは事実ではありません。しかしMAはデジタル戦略に基づいて「正しく利用されると」うまく機能します。:潜在的な需要を掴み、それを営業成果に変えることができます。難しいのは自社に適用する部分そのものであり、先ほどお伝えした「正しく利用されると」という部分になります。

マーケティングオートメーションツールに期待すべきこと

最近のマーケティングオートメーションツールやプラットフォームは色々なオプション機能がたくさんついています。カスタムレポートエンジンからドラッグ&ドロップでできるキャンペーンUI、マーケターが簡単にランディングページやメルマガを作成できるWYSIWYGエディターなどです。これだけたくさんの機能があるにもかかわらず、マーケティングオートメーションを正しく行うことが難しいのです。なぜでしょうか?戦略部分での疑問はさておき(これだけでもかなり大きなトピックなので)、私個人のマーケティングオートメーションツールにおける体験では「説明できることと拡張性」この2つが最も求めていた部分でした。

Drupalとマーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションでワークフローが改善される間に、世の中のツールも進化しました。マーケティングオートメーションツールはまだCMSを超えるものにはなれません。特にDrupalほどパワフルな存在にはなれないでしょう。Drupalはユーザーに、シンプルなランディングページ以上のことができるように力を与えています。

実際に、Drupalはあなたが思い浮かべることのできる色々なシーンで利用されています。例えばFortune500企業のマーケティングサイトからweather.comの運営、カスタムウェブアプリケーションのバックボーン部分に至るまでです。Drupalを使ってできることは、利用するみなさん次第で広げることができるのです。

ということで、Drupalは素晴らしいフレームワークですが、どのようにマーケティングの役に立っているのでしょうか?Drupalはとても柔軟なので、ほぼどんなツールとでも連携できます。Google Analytis, Pardot, Marketo, Eloqua, Salesforceなどです。技術トレンドがめまぐるしく変わる業界において、この柔軟性はDrupalの強みです。なぜなら幾層にも重なる御社のマーケティングテクノロジーにとって神経系のような働きをするからです。

幾層にも重なるマーケティングテクノロジー?はい、私もこんな業界用語みたいな表現は好きではありません。でも業界用語を使うのは、デジタルマーケティングツールを考える際に役立つこともあります。なぜならテクノロジーというのはまさに「強みと弱みを持つツール」だからです。普段壁に釘を打つためにスクリュードライバーは使わないと思います。もしかしたら使う人もいるかもしれませんが、もっとそれに向いたツールもあるのではないでしょうか。そう、それはハンマーです。同じように、御社のマーケティングオートメーションプラットフォームはデジタル資産に力を与えてくれますが、それをさらにうまくやってくれるツールがあります。それがDrupalです。

やりたいことに見合ったツール

私の経験では、各種ツールは、強みを活かして活用することで良い成果が出ます。弊社が関わったプロジェクトでは、DrupalとMAツールのPardot, Marketo, SharpSpringを連携してきました。クライアントのマーケティング活動に力を与えるフロント側のサービスにDrupalを活用しているのです。MAは全体の一部にすぎません。HotJarのようなツールを使ってみたいですか?Drupalであれば連携できます。

オープンソースとは柔軟性

ではこの柔軟性はどこから来るのでしょうか?Drupalはオープンソースのソフトウエアで、ものすごい数の開発者コミュニティが日々改善しています。オープンソースソフトウエアの強みはこの柔軟性にあります。

ある部分の動き方が気に入らない?そしたら変更しましょう。既製のプロダクトが解決できない問題がある?解決するためのソリューションを作りましょう。(という風に柔軟です)

ではDrupalは全ての仕事に適しているのでしょうか?もしYesと答えたらそれは嘘になります。しかし、その仕事に対して効果があるツールはユニークで柔軟なソリューションが求められるものです。御社の課題解決にもDrupalが適していることを願っています。

(Photo by rawpixel.com on Unsplash)

 
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この記事を書いた人: Kentaro Inoue

ANNAI株式会社
マーケティングマネージャー
サービスの設計・企画、マーケティング、採用戦略の立案などを担当。普段は新潟で猫と一緒に、時々海外からリモートで働いています。好きなモジュールはRulesとFlagです。

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