ANNAIマガジン
セブ島でのリモートワーク生活
この記事の目次

ANNAIの井上です。ここ数年、セブ島で開催されるDrupalCamp Cebuに参加しています。私にとってDrupalCamp Cebuはすっかりこの季節の恒例行事となってきました。今年はこのイベントの主催者である、Drupal仲間のLucとMary夫婦(新婚)と共にコンドミニアムをシェアしながら滞在しています。今回は海外でリモートワーク生活をする上で、私が心がけていることについて書きます。リモートワークに興味のある方の参考になれば幸いです。

宿泊場所と通信環境の確保

AirbnbとAgodaを利用

海外で生活する上でまず、一番に考慮する必要があることは宿泊場所の確保です。今回の滞在では、初日は私一人でしたのでセブ市内のホテルをAgodaで予約し、翌日にLucとMaryと合流してからはAirbnbで予約したコンドミニアムに移動しました。ほぼ、AirbnbとAgodaで宿泊場所を確保するには困らないと思います。

Airbnbを利用すると、一泊、2000~5000円程度でプール付きのコンドミニアムを借りることができます。今回は3人で割り勘のため、比較的リーズナブルに滞在することができています。来週には別の島に移動するので、また次のコンドミニアムを次の滞在地で探しています。

Airbnbの検索結果

セブのコンドミニアム

通信回線の品質には注意が必要 予約サイトのレビューを確認する

海外でリモートワーク生活をする上で、一番の制約となるのが通信回線の確保です。AirbnbやAgodaで宿泊先を探す場合には、当然ながらWifiが使える宿泊先を選択します。ただ、実際にはこれだけでは不完全です。AirbnbやAgodaでWifiが利用可能と表示されていても、仕事をする上で十分な速度が出ない場合もあります。AirbnbやAgodaの利用者のレビューを確認して、Wifiが実際に使えるかを確認することをお勧めします。

Wifi環境はを確認する

チェックイン時にはまず通信速度の測定を

ホテルでは部屋によって通信品質に大きなバラつきがある可能性が高いです。そのため、チェックイン時にまずgoogleの通信速度測定サービスを利用して通信速度を確認します。そして、もし十分な速度が出ない場合には部屋を変えてもらえないか交渉をします。今回のコンドミニアムはzoomで画面共有しながら、オンラインミーティングが問題なくできる品質でした。

google fiber

近くのコワーキングスペースを確認しておく

仮に宿泊先の通信品質が悪い場合でも、近くのコワーキングで働けるようにバックアッププランを確保しておくのは大切です。セブ島ではLigさんが運営している、iioffice CEBUなどがお勧めです。

セブ市内のコワーキングスペース

スマホとIP電話の活用

スマホでのテザリングも非常時に備えて使える状態にしておく

フィリピンのLTE回線には日本ほどの安定性は期待できませんが、いざという時のことを考えると、有ると無いでは大違いです。私の場合は現地のSIMカードを利用して、LTE回線が使えるプランを利用しています。

日本の携帯への通話はIP電話に転送設定しておく

日本で使用している携帯電話にかかってきた通話を受けられるように、スマートフォンで利用可能なIP電話に着信を転送しています。050plusなどのIP電話サービスはインターネット回線があれば利用できるので、海外にいるときでも利用しやすいです。

IP電話サービス

まとめ

AirbnbとAgodaで宿の確保は何とでもなる

セブに限らず、東南アジア地域で様々なところに滞在してきましたが、大抵この二つのサービスで宿泊場所の確保には困りません。なんとかなります。

海外でのリモートワークには下調べが必要

海外でオンラインミーティングが可能なレベルで安定した通信環境を確保するためには、ある程度の下調べがどうしても必要です。また、日本に比べて回線品質も良くないので、事前に調べてから行くことが重要です。もしもの時のコワーキングスペースの利用などのバックアッププランを必ず複数確保するように心がけることが必要だと思います。

通信環境を考慮すると意外と行動範囲は狭まる

私は月~金の日中は新潟の実家にいる時と同じように、室内で通常勤務をしています。そのため、セブ島に滞在して1週間になりますが、まだ海を見てはいません。海外リモートワークの一番の制約である通信環境の確保を考慮すると、意外と滞在できるエリアは限られてくるのが現状です。都会から離れた手つかずの自然が残る、美しいビーチには安定したネット環境が無いことが多いのが現状です。平日はネット環境の良い都会を拠点にして、週末の休みに周辺の島やビーチに行くというのが現実的かもしれません。将来的に5G (第5世代通信)が整備されるとどこでも高品質な通信環境を確保できる、夢の時代が来るかもしれません。

こんな感じでANNAIでフルリモートワーク正社員で働きませんか?

ANNAIは社員全員がフルリモートワークで働いている会社です。私自身も新潟の実家に住みながら、今回のように時々海外でリモートワークをしながら働いています。場所の制約を受けない働き方に興味がある方はぜひ、以下からお気軽にご応募ください!

 
 
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この記事を書いた人: Kentaro Inoue

ANNAI株式会社
マーケティングマネージャー
サービスの設計・企画、マーケティング、採用戦略の立案などを担当。普段は新潟で猫と一緒に、時々海外からリモートで働いています。好きなモジュールはRulesとFlagです。

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