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Website Musts: How to Define Everything That Your Website Needs to Do

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セッションの内容

プロジェクトキックオフ時に大切なことは、プロジェクトの成功は何か?ということを定義すること(組織、お客様、技術の視点で)

納品段階でお客さんが「実はこの機能も追加したい」みたいな話ってよく聞く話だが、それは避けないといけない。


事例:San Francisco Public Librarry

成功を定義する

サイトがどう機能していることが成功なのか、キーとなる要素をクライアントと決めていくことが大事

オーディエンスとペルソナを定義する

ユーザーが使う理由、使い続ける理由を考え共通認識を持つ
調査には時間とお金がかかると思っているかもしれないが、まずは現在持っているデータ(Google Analyticsなど)を眺めるだけでも見えてくるものがあるので、まずはやってみること

実際の調査結果:8割が欲しい情報にたどり着いている事実を把握したが、残りは「サイトに自分が欲しい情報があることを知らなかった」と答える人もいた。

調査から拾い上げた色々な課題を解決することでサイトが活躍するようになる。

ペルソナを作ることで本当に達成したいことが何で、そのために必要な機能が何なのかを知ることができる。

  • その人は、何が達成できると成功なのか?
  • 今それを妨げる要因は何なのか?
  • 意思決定を助ける要素は何か?

ペルソナごとのグルーピング

グルーピングした上でカスタマージャーニーを作る(図書館を知ってから本当のファンになるまで)ジャーニーを作ってもユーザーのモチベーションと使用デバイスはコントロールできない

ユーザーストーリーを作成する

ユーザーストーリーにはテンプレがありこの方式で要求を埋めていけばサイトに必要なものが見えてくる。クライアントはどういうふうに作れらたか分からないので、実際のサイトで機能しているそのもので判断する。それが一緒に設定したゴールと同じ水準に導くのが開発会社の仕事。

成功の定義からユーザーストーリー作成までのプロセスで色々な課題と解決機会を発見し、実装していけるので、理にかなったプロジェクト進行方法として活用して欲しい。

まとめ

非常にロジカルな講座で、今後のプロジェクトでも取り入れたいと思う素晴らしい内容でした。
個人的にはのちに共有してもらえる色々なフレームワークのドキュメントが楽しみです。

 
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この記事を書いた人: Kentaro Inoue

ANNAI株式会社
マーケティングマネージャー
サービスの設計・企画、マーケティング、採用戦略の立案などを担当。普段は新潟で猫と一緒に、時々海外からリモートで働いています。好きなモジュールはRulesとFlagです。

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