グッドデザイン賞受賞!:Universal Data Application Platform(オープンデータポータル構築パッケージ UDAP)BtoBソフトウェア部門

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ANNAI株式会社(本社:京都府下京区、代表取締役:紀野 惠、以下ANNAI)のUniversal Data Application Platform(オープンデータポータル構築パッケージ UDAP)が、このたび2017年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。弊社は今回の受賞を契機として、オープンデータによる地域課題の解決に貢献し続けます。

グッドデザイン賞 受賞詳細

製品名 Universal Data Application Platform(UDAP)
製品概要

UDAPは、自治体などがもつデータを、職員の方が簡単にオープンデータとして公開できるシステムです。テキストファイルをアップすると、多彩なプレビュー機能により「グラフ表示」や「地図上でのデータ」として可視化でき、データを簡単に公開、管理、および維持することができます。また閲覧するユーザーが利用しやすいデザインやUI/UXになるよう工夫しています。

*UDAPは世界各国の政府系組織で利用されているオープンソースフレームワーク「Drupal」で構築されたデータポータルシステム「DKAN」をベースに、弊社独自の技術を加えたソリューションです

プロジェクトチーム CEO 紀野 惠
COO 太田垣 恭子
CTO  青山 義万
今 匡太郎
工夫したポイント 画面のデザインだけでなく、システム構成(アーキテクチャ)に関するデザインも工夫しています。画面の使いやすさや市民に親しみがあるデザインを施し、自治体によってデザインを自由に変更できるようにしています。

アーキテクチャの部分では、自治体職員の専門性や技術レベルに関わらず、データを登録するだけで、誰でもLOD(Linked Open Data)5つ星に対応したデータに変換でき、なおかつSPARQLサーバと同期することを実現しました。

これは世界初の試みです。こうしたデザイン性の高さによって、UDAP(Universal Data Application Platform) は、職員・開発者、ポータルを利用する全ての人が使いやすく管理しやすいシステムとなっています。
グッドデザイン
賞審査委員による
評価コメント
行政が保有するデータは、宝の山だ。しかし日本の自治体が提供するデータは、区分が統一されていなかったり、検索性が低かったりと、利用側にとっては不便なものが多く、活用が思うように進んでいないのが現実だ。

Universal Data Application Platformは、京都市とのプロジェクトで得たノウハウを活かし、他の自治体も効果的にオープンデータを提供できるサービスに仕上がっている。また専門家でなくても簡単に使えるよう、インターフェースデザインでも細やかな工夫がされている点を評価した。

様々なものがインターネットにつながる時代に、オープンデータは重要性が高まるばかりであり、このようにデータ活用を促す取り組みのさらなる広がりを期待している。
紹介ページ

http://www.g-mark.org/award/describe/46008

 

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」に出展

本年11月1日(水)から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」において、Universal Data Application Platformが本年度受賞デザインとして紹介されます。

GOOD DESIGN EXHIBITION 2017

会期:11月1日(水)〜11月5日(日)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木) 
URL :  http://www.g-mark.org/gde2017/

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。

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