2016年08月08日
ANNAI株式会社はコマンドラインインターフェース(CLI) ツール、Drupal Consoleの日本語翻訳ドキュメントを公開しました。Drupal coreのコントリビューターでもあるANNAIの青山が中心となり翻訳を行いました。また、Studio Umiの後藤 隼人さんにも翻訳にご協力いただいています。
Drupal Console日本語翻訳ドキュメントはこちらでご覧いただけます。
https://drupalconsole.com/docs/ja
Drupal Consleとは?
Drupal Consoleは、ボイラープレートコードの生成や対話的にDrupal 8 をインストールする機能を提供する、コマンドラインインターフェース(CLI) ツールです。
Drupal 8は以前のバージョンと比べ技術的により高度になり、その複雑化したシステムを管理することは困難なタスクになる可能性があります。
Drupal Consoleは、その複雑さを管理するためのツール群です。Drupal 8のモジュールを書くには多くのボイラープレートコードが必要であり、単に新しいモジュールを作り始めるだけでも知っておかなければならないことが非常にたくさんあります。
開発の現場において、これらの繰り返し行われるタスクは頻繁に発生します。そして、作業中に発生するミスはエラーの原因となります。Drupal Consoleを利用する事で、これらの煩雑な繰り返し作業を自動化しエラーや手間を大幅に減らすことができます。
Drupal Consleを使うメリット
- PHPやYML、その他のファイルを生成するためにSymfony Consoleおよびその他のサードパーティーコンポネントを利用している
- その他のモダンな開発のプラクティスを採用している
- 既存のDrupalモジュールからのマイグレーションとモジュールの新規作成の両方において、開発にかかる時間を短縮できる
- 拡張によってDrupal 8の開発についてより簡単に学ぶためのツールが用意されている
- Drupal 8のための残タスクや、新しいモジュールの開発のための開発時間を短縮できる
ANNAIでは今後もDrupalコミュニティの一員として、活動に積極的にコミットをしてまいります。