ANNAI より、2019年新年のご挨拶

2019年賀

 

あけましておめでとうございます。2019年もANNAIをよろしくお願いします。

2018年は、「Let's do our most imaginative work!」という新しいスローガンの元、今までやってきたことがどんどん育っていくことを実感させてもらうことができた一年となりました。
あらためて周りの皆さまに恵まれて、支えていただいた年だったと思っています。

新しく取り組んだこととして、一番大きなことは完全リモートワークを採用したことがあります。
ANNAIは2015年よりリモートワークを本格的に取り入れ、北海道から沖縄、さらには海外まで、さまざまな地域で働く形をとってきましたが、国が推進している働き方改革の影響もあり、そうしたANNAIの取り組みにも注目をいただきました。
それでも、2017年までは、まだ京都・大阪・東京にあるオフィスで約半分のメンバーが仕事をしている体制でした。
それを2018年の初めから、全員がリモートワークとなり、ANNAIのタイムラインはすべてオンラインベースで進むことになりました。
これはとても大きな変化で、ANNAIが新たにステップアップしたひとつの出来事だったと感じています。
社員ひとりひとりの働きやすい環境は異なります。
ANNAIでは、2019年にも、関わってくれている人たちにとって、本当に働きやすい環境を提供できる会社を目指していきたいと考えています。

また、昨年春に海外の会社も立ち上げました。
海外のイベントに参加して、そのまま数ヶ月海外に滞在しながらリモートで働いている社員がいたり、英語を学ぶために海外に滞在している社員もいます。
そして、海外在住のメンバーも新たに増えることになりました。
2019年はさらにメンバーも増えて、パワーアップする予定です。

さらに昨年は、3,000人ほど集まるDrupalのカンファレンス「Drupalcon Nashville」にて、日本企業として初めてスピーカーに選ばれ、セッションを持つこともできました。
10年以上、Drupalに関わってきましたが、ひとつの夢が叶って、とても嬉しかった出来事のひとつです。
DrupalCamp in CEBU や Singapore にも登壇したり、スポンサーとしてサポートしたり、グローバルな活動にもますます力を入れることができました。

仕事としては、2017年から担当させていただいた経産省のベンチャー支援プラットフォームが、さらに大きなプロジェクトとなり、昨年も引き続き担当いたしました。
また、オープンデータへの貢献が認められ、総務省主催・自治体向けオープンデータ研修の地域メンターに選んで頂いたり、IPAの共通語彙基盤に関する委員に選んで頂いたり、活動の幅を広げることもできました。
Drupalを使った大規模Webシステムの開発を得意としているANNAIですが、クライアントの皆さまにも、今まで以上に新しい取り組みを評価していただくことができた一年だったと自負しています。

Drupal は、コンテンツ・マネジメント・システムではなく、データ・マネジメント・システムだとお話しさせてもらったのは、2017年のことでした。その考えは年を重ねる毎に深まっています。
2019年は、これまで以上にDrupalの可能性を広げ、オープンなWebの活用を通じて世の中をよくしていくことに貢献できるよう努めていきたいと考えています。

本年一年のご愛顧を心よりお願い申し上げますとともに、皆さまにおきましても2019年が素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

2019年元旦
ANNAI株式会社
Co-Founder 兼 代表取締役CEO 紀野 惠
Co-Founder 兼 取締役CCO 太田垣 恭子