クライアントを成功に導くために

「攻めと守りのDX戦略をワンストップで創造」

― 事業に掛ける想い ―

私たちANNAI株式会社は、Drupal(多言語対応CMS)に特化したWEBシステム開発会社です。当社は Drupal の拡張性や柔軟性、堅牢なセキュリティといったWEBアプリケーションフレームワークとしての優れた機能に着目し、日本では事例の少なかったDrupalをいち早く導入、数多くのシステム開発を手がけてきました。

当社のこだわりは、クライアントの事業を成功させるための " 伴走 "であり、その実現に最適な組織・技術・開発手法を採用してきました。

そのビジョンを支える 3 本柱が、

■ 企画構想フェーズから開発、保守まで自社で手掛けるワンストップ体制
■ WEBアプリケーションフレームワークとして、Drupalを採用
■ クライアントとの密なコミュニケーションを軸にしたアジャイル型開発

企画構想フェーズから積極的に関わる体制は、クライアントが狙うところとベクトルを重ね合わせるためです。スタート段階における僅かな齟齬を見落とせば、「ベストなゴール」にたどり着くことが難しくなるため、最も重要な事は、企画構想フェーズからデベロッパー(開発者)がクライアントと直接" 対話 "をすることだと考えています。そうすることでクライアントの要望や、ビジネス上抱えている課題が浮き彫りとなり、最適な提案が可能になります。これによってデベロッパーは当事者意識を持って「ベストなシステム創り」を進めていくことが可能になります。

また、事業を継続する上で、開発後の保守は必須となりますが、保守を考慮した開発を追及した結果、デベロッパーが一貫して開発から保守・運用まですべてのフェーズに携わる " 伴走スタイル " を確立してきました。

開発手法としては、サービスの拡充やニーズの変化に即順応できるよう、細かなリリースとフィードバックを繰り返すことができるアジャイル型を採用しています。「真のアジャイル開発」を可能にするよう、粘り強く交渉を重ねた結果、クライアントサイドのルールをも変更したという経緯は、当社のこだわりが故に成せる業だといえます。そして、こだわり抜く同社のシステム創りに最適なフレームワークが「Drupal」だったというわけです。

すべてのこだわりは「より良いWEBシステム創りのために、そして、クライアントの事業を成功に導くために」この1点に集約されています。

創業から20年、国や政府、地方公共団体、大手企業のWebシステム開発を手掛けてまいりました。

Drupal とは

Drupal(ドゥルーパル/ドルーパル)は世界的な大企業、政府機関、大学、NGO など大規模なサイトを中心に幅広く利用されている、プログラム言語 PHP で記述されたオープンソースの CMS(コンテンツ管理システム)です。Drupal は非常に柔軟で拡張性の高いプラットフォームのため、単に通常のウェブサイトを公開するだけではなく、多言語でさまざななデバイスに向けた情報の配信が可能です。

数あるウェブアプリケーションフレームワークの中で私たちが Drupal をお勧めする理由は4つあります。
Drupal は「Web ガバナンス」「多言語対応」「セキュリティ」「拡張性」の観点から、非常に優れたシステムなのです。

Drupal は Web ガバナンスの統制に向いてる

大規模なサイトにおいては、大量のコンテンツを統制を保ちながら、どのように管理していくかは大きな課題です。数百人~数千人規模で、複数の拠点にてサイト運営が行われる場合もあります。それに加え、それぞれのコンテンツや編集者には部門や部署などの所属組織が存在します。これらのコンテンツを所属組織毎に承認フローを経て公開するなど、組織内のガバナンスを維持しながら大量のコンテンツを維持管理してくのはとても大変なことです。

Drupal は標準で多言語対応

Drupal がグローバル展開している大企業や国際機関に広く採用されている理由に「強力な多言語機能」があります。例えばグローバルに多言語で展開する組織において国ごとに個別のサイトを立ち上げ管理していた場合、もしサイトに変更が出た場合には、それぞれの言語や地域のサイトに対して個別に変更を加える必要があります。これには非常にコストがかかります。仮にDrupalの多言語機能を利用して、一つのサイトで全ての言語のページを管理していればこれらの手間を大幅に削減することができます。
Drupal の最新バージョン Drupal 10 では、標準で 100 以上の言語に対応し、サイト内のあらゆるコンテンツや要素に対して翻訳を追加できます。他のCMSでは言語ごとにサイトを立ち上げて擬似的に多言語対応をするケースがありますが、Drupal の場合はそれぞれのページ、URL 単位での多言語化に標準で対応しています。

Drupal はセキュリティが強固

Drupal はグローバル企業や大学だけでなく、ホワイトハウスやオーストラリア政府など、各国の政府機関でも利用が進んでいます。その理由は「セキュリティの高さ」です。Drupal には専門のセキュリティチームがあり、システムの状況を常に監視しています。Drupal セキュリティチームは、潜在的な脆弱性を調査、検証、勧告するために活動しています。その他、Drupal 本体や拡張モジュールなどの脆弱性の解決や、安全なコードの書き方などのドキュメントの提供、セキュリティに関する勧告の周知を行っています。

脆弱性はその重要度に応じて5段階で評価され、定期的に周知されます。これらの周知の度にシステムのアップデートを行い、システムを最新に保つ事で Drupal の持つ強固なセキュリティの恩恵を得る事ができます。

優れた拡張性

Drupal の開発スタイルは「欲しい機能を最初から作る」ではなく「欲しい機能は既存の拡張モジュールを組み合わせて作る」というものです。Drupal のエコシステムには数千もの拡張モジュールが存在します。個々の拡張モジュールは比較的小さな機能を提供おり、それらを組み合わせて目的の機能を実装していくのが Drupal の開発スタイルになります。

そのため、Drupal による開発や機能実装を行う場合には、以下のアプローチで開発を行うことで、コストを抑え、品質の高いシステムを構築することができます。

トップメッセージ

代表取締役2人の " 仕事にかける想い "

ANNAI 代表取締役社長 紀野恵 ポートレイト
代表取締役社長 紀野恵

「今までになかったものを作りたい」という思いが強いです。

要件定義して、型通りに進めるだけというのは違うと感じてます。当社が手がけるWebシステムは、思いついたアイデアをどんどん提案して、なかったものを盛り込むスタイルです。イマジネーションが先行して、テクノロジーは後からついていく。アートやミュージックのコミュニティでの活動が原点にあるので、クリエイティブを大事にする感覚が根底に根付いています。

日常のシステム業務にも「遊び心」を見出したいです。

私もクリエイティブ・コミュニティでの活動から派生する形でWebに関わり始めたので、紀野と同様の感覚があります。今でこそプログラミングスクールなど、ITを学ぶ環境は充実していますが、私たちは興味と好奇心を原動力に試行錯誤しながらひとつひとつ身に着けていました。

我々のシステム作りにどこか遊び心があるのは、そういった背景が関係しているのでしょう。安定運用はもちろん大事ですが、遊び心と両立させたい。それこそが他社との一番の違いになると思っています。

代表取締役副社長 太田垣恭子 ポートレイト
代表取締役副社長 太田垣恭子

当社のビジョンと、実現に向けた今後の計画

デベロッパーが「多能工」として設計/開発を進める体制づくりを考えています。

より良い Web サービス作りには、事業者とデベロッパーが直接話して開発を進めることが必要です。なぜならば企画構想段階からデベロッパーがヒアリングして、おおまかな方向性を共有することが大事になるからです。

具体的なプランとしては、6~7人のデベロッパーによるユニットを形成します。デベロッパーは複数のユニットに所属し、同時並行で様々な案件を担当します。オープンでフラットなコミュニケーションをベースにするため、上下関係や組織上の階層は作りません。

「技術的に正義かどうか」「ビジネスとしてありかなしか」という考えも非常に重視しております。こうした考えを基礎にして、現場のデベロッパーがそのような判断を出来る環境整備を進めます。またオリジナルのカルチャー作りに集中したいので、外部の資本が入るIPOは考えていません。

イメージ画像

現在、第二創業期と位置づけて新たな仲間を募集しています

・「多くの開発案件に携わってきたけど、もっとスケールの大きな仕事がしてみたい」
・「自由闊達な組織で自らのアイデアを活かしていきたい」

こんな想いを持った方とチャレンジをしていきたいと考えています。
少しでも興味を持った方はぜひ門を叩いてみてください。