Drupal開発実績 那覇空港滑走路増設関連工事情報サイト

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沖縄の那覇空港。実は国内利用者が日本で6番目に多い空港なのをご存知でしたか?陸上輸送に頼れない沖縄県では、産業と生活を支える重要な空港施設でもあります。民間と自衛隊が24時間体制で共用利用する、とても需要の高い空港であり、開設以来1本の滑走路で運用されてきました。

しかし近年のLCCの相次ぐ就航による発着回数の増加に伴い、滑走路の増設が求められていました。こうした状況を受け、2014年の3月に滑走路の増設工事がスタートしました。総事業費1,816億円、2019年完成予定の大規模なプロジェクトです。

Drupalを導入した経緯

那覇空港増設は総事業費1,800億円規模の極めて規模の大きな国家プロジェクトであり、非常に多くの大手ゼネコン、工事業者や官公庁の関係者が、日々の工事の進捗や予算の使われ方を共有していく必要がありました。

実際の工事の現場では、エクセルで進捗管理や日々の日報などの管理をしている場合が多く、それらの情報をいかに効率良く、一つのサイト上に集約していくかが求められていました。

これらの要望を受け、ANNAIではDrupalのコンテンツ管理機能を生かしたソリューションを後提案しました。

求められる機能

エクセルで作成された工事情報をDrupal内にボタン一つで取り込む機能

現場写真や工程表、工事の進捗状況などは現場担当者がそれぞれエクセル上で管理しています。しかし現場にはパソコンに不慣れな方が多く、どういう仕組みを利用すれば集めたデータを確認しやすい形式に変換できるのか、ということまでは対応できませんでした。そのソリューションとなったのが、今回のサイトです。

このサイトで注目いただきたい機能の一つが、それらのエクセル上のデータを、各担当者がエクセル上のボタンをクリックする事で、サイトにアクセスする事なしでサイト上にする機能が必要とされました。

工事情報

航空写真上に工事情報を視覚的に表示する機能

滑走路増設は広範囲にわたる工事なので、進捗確認は視覚的にもわかりやすくする必要があります。そのため、基礎情報となる空港の航空写真に進捗状況をマッピングする手法を採用し、Drupal化を行いました。

具体的にはエクセル上で航空写真上に配置した工事情報を、Drupal上に取り込み表示する機能が必要とされました。現場の担当者はタブレット端末でこれらの情報を確認するため、画像データはsvg形式で表示し、情報はレイヤー毎に航空写真上に表示する必要がありました。これらの要素をクリックする事で、サイト内の該当する情報を閲覧できるようにしました。

航空写真

プロジェクトのゴール

このプロジェクトのゴールは、現場でエクセル管理されている工事データを、ボタン一つでDrupal内に取り込み、現場と遠隔地にいる関係者間の情報共有を可能にする事でした。ANNAIは全体のアーキテクチャの設計とDrupalによるコンテンツ受け入れ側の開発を実施しました。

2019年の新滑走路の完成に向け、サイト内には日々の工事の進捗情報が集約されています。

大規模な建設工事プロジェクトの進捗管理やイントラ向けにも最適なDrupal

那覇空港の滑走路建設工事のような大規模な建設工事プロジェクトでは、日々現場から上がってくる膨大な進捗状況を管理するだけでも大変です。また、関係者が遠隔地にいる場合などは、情報の共有がさらに困難になる場合もあります。このようなプロジェクト管理用のサイトにもDrupalは最適です。

Drupalはホワイトハウスやオーストラリア政府など、一般向けに公開されている大規模なサイトに利用されているイメージがあります。しかし、那覇空港のケースのように柔軟な権限設定やコンテンツ管理機能から、プロジェクト管理やイントラ向けの情報共有システムとしての利用にも向いています。

実際に国内の大企業でも、イントラ向けのシステムとしてDrupalを利用しているケースも多数ございます。
プロジェクト内部の情報共有システムの構築をご検討の際は、ぜひご相談ください。