ANNAIマガジン
Drupal 17回目の誕生日を祝って
この記事は「 https://dri.es/happy-seventeenth-birthday-drupal 」の翻訳です。
この記事の目次

17年前の今日(1月15日)、私はDrop.orgのソフトウェアをオープンソース化し、Drupal 1.0.0をリリースしました。Drupalを創立した当時というのは、Googleは黎明期、モバイルウェブも存在せず、またJavaScriptは開発者の間で非常に不評な言語でした。

私はこの17年の間、ウェブの変化の本質と、移り変わる無数のインターネット動向を目の当たりにしてきました。そんな中、Drupalがこの長期にわたり意味ある存在を維持してきた数少ないCMSの1つであることを誇りに思い、誕生日を祝っています。

私のキャリアコースは進化していますが、Drupalは一貫していました。Drupalは私に毎日インスピレーションを与え、Drupalが作り続けるインパクトは私に活力を与えます。 Drupalは世界中の何百万という人々に、ビジネス、使命、目的を提供しています。 以下のビデオ内のDrupalを使用しているユーザーを見ると、鳥肌がたちますね。

Drupalの成功を特徴付けられるのは、支える組織だけでなく、このプロジェクトを単なるソフトウェア以上のものにする我々のコミュニティです。 2017年は障害もありましたが、数々の画期的な出来事もありました。それは以下の通りです。

  • Drupal8を運用するサイト数:2016年1月時点の105,000サイトから190,000以上に!(前年同期比80%増)
  • Drupal8の安定モジュール数:2016年1月時点の810台から1597ヘ増(前年同期比95%増)
  • 2017年のDrupalCon出席者数:4,941人 (前年比95%増)
  • 世界16カ国で41回のDrupalCampsを開催
  • 個人のコード提供者数:7,240人 (2016年から28%増)
  • コード提供団体数:889 (2016年から26%増)
  • 2017年のDrupal.org訪問者数:1300万人以上
  • サーバー上76,374時間の自動化テストを実行(1年間でほぼ9年間の連続テストに相当)

Drupal 1.0.0がリリースされて以来、現状に挑戦し、進化を受け入れ、回復力を確保するという我々のコミュニティ能力は、全く衰えていません。 2018年は、Drupalの使いやすさとメンテナンス性の向上に加え、Drupalの新市場への進出という重要なイニシアティブに引き続き取り組む重要な年です。 私は、どんな挑戦であろうと、コミュニティの精神と情熱は、今後も長期にわたりDrupalを成長させ続つづけると確信しています。

今夜は、バニラアイスクリームをトッピングした暖かいチョコチップクッキーでDrupalの誕生日を祝うつもりです。Drupalはチョコレートが好き! ;-)

注:ビデオはAcquiaが作成しましたが、Drupalの販売または宣伝目的にはどなたでも自由にご使用下さい。

 
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この記事を書いた人: Kentaro Inoue

ANNAI株式会社
マーケティングマネージャー
サービスの設計・企画、マーケティング、採用戦略の立案などを担当。普段は新潟で猫と一緒に、時々海外からリモートで働いています。好きなモジュールはRulesとFlagです。

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