ANNAIマガジン

Drupalのイベントや勉強会に関する記事一覧

Drupal関連イベントの参加レポートを中心に紹介するコーナーです。日本だけでなく海外のDrupalイベントにも定期的に参加していますので、最新のDrupal事情を知りたい方にぜひ活用いただきたいと思っています。日本のDrupal開発者コニュニティについて興味がある方はこちらもご確認ください。

Drupalcon Prague 2022 dates and the place, with a photo of the city of Prague in the background

Drupalcon Prague: Project Browser と Automatic Update モジュール

DrupalCon Pragueも残り半分となったところで、今日までに見てきたセッションの評価をしたいと思います。Automatic Updates プロジェクト、Project Browser、GitLabの統合、そしてCKEditor 5 へのアップデートについて詳しく説明します。この記事では、モジュールのAutomated UpdateとProject Browserに焦点を当てます。

さらに使いやすくなったDrupal

Drupal は徐々に複雑さの度合いを増してきました。コードだけでなく、コード標準や仕事の進め方によって、Drupal を使ったサイトの構築や、Drupal プロジェクトへの貢献にはより多くの時間がかかるようになりました。ドリス氏は基調講演で、Drupal で小規模サイトを運営するエンドユーザーにとってこれが何を意味するかを個人的な逸話を使って説明し、「良いソフトウェアはエンドユーザーを大切にする」と指摘しました。

大画面に映るドリスとプレゼンテーションのスライド

Drupalcon Portland 2022 Driesnote 概要

今回の Driesnote では、主に Drupal 10 についてのアップデートおよび Drupal 11 が目指す方向性についての 2 点が語られました。特に Drupal 11 に関しては、Drupal のターゲットユーザーの拡大という大変エキサイティングなビジョンが示されました。

Drupal 10 についてのアップデート

Drupal 10 のリリース候補日は 2022 年 6 月・8 月・12 月の 3 つが挙げられていましたが、Driesnote では 12 月への延期が伝えられました。

CKEditor 5

リリース予定日延期の主な理由は、CKEditor 5 の導入に係る変更のために時間が必要であるためとのことでした。CKEditor 5 はそれまでのバージョンの完全なリライトであるため、アップグレードパスや後方互換性が提供されておらず、そのため Drupal コミュニティー(特に Acquia)は CKEditor の開発元である CKSource と密接に協力してアップグレードパスを鋭意開発中とのことでした。

Drupalcon Portland 2022 会場風景

Drupalcon Portland 2022 現地レポート

新型コロナの影響により、2020 年・2021 年に予定されていた Drupalcon はキャンセルまたはオンラインでの開催のみとなっていました。そのため、2022 年 4 月 25~28 日に開催された Drupalcon Portland は実に 2 年ぶりのオンサイトイベントとなり、主催者・参加者ともに大変喜び、盛り上がっているのがとても印象的でした。また、参加者は少しでも接触を減らす目的で、ハイタッチや握手の代わりにフィストバンプ(お互いの拳同士を軽く当てる)をしている光景をしばしば目にしました。それでもやはりハグしている参加者も多く目にしました。

参加者数は 1,300 人と、通常 3,000 人程度を集めるアメリカの Drupalcon としては比較的小規模でした。新型コロナにより、アメリカへの渡航が困難だったり、多くの人が集まるイベントへの参加を躊躇したことが原因かもしれません。

第 16 回 Drupal をもっと知りたい方に向けた各種情報

第 16 回 Drupal をもっと知りたい方に向けた各種情報

過去 15 回にわたり、Drupal 9 の特徴や他の CMS との違いを紹介してきました。まだ実際に手を動かして操作していない方にも、Drupal がどんな強みを持つソフトウェアなのか、そしてなぜ私たちが Drupal を探求し、活用し、推奨しているのか、ということがご理解いただけたのではないかと思います。連載の締めくくりとして、Drupal の発展を常に支えてきたコミュニティと、今後さらに理解を深めていただくための情報をまとめたいと思います。

4th wave of CMS

CMSの第四の波 Distributed CMS (Drupal Developer Days Transylvania 2019)

2019 年 6 月にルーマニアで開催された「Drupal Developer Days Transylvania 2019」(DDD2019)における Gatsby 社 Preston So 氏の CMS の最新動向についての基調講演「The fourth wave of the content management system」をご紹介します。

Cluj-Napoca

Drupal Developer Days Transylvania 2019 参加レポート

ルーマニアで開催された「Drupal Developer Days Transylvania 2019」(DDD2019)の参加レポートです。キーノートスピーチやDrupal 9の最新状況もお知らせします。

Drupal初心者向けセミナーをフィリピンのイースタンサマール州立大学で開催しました

Drupal初心者向けセミナーをフィリピンのイースタンサマール州立大学で開催しました

12月7日(金)にサマール島のイースタンサマール州立大学にて初心者向けのDrupalセミナーが開催されました。先月に開催されたDrupalCamp Cebu参加後、フィリピンに滞在している井上も講師の一人として参加させていただきました。

Drupalcamp CEBU 2018

Drupalcamp CEBU 2018参加レポート

今年で5回目の開催となるフィリピンのセブ島で開催されたDrupalコミュニティイベント「Drupalcamp CEBU 2018」にANNAIはスポンサーとして参加してきました。

第16回 Drupalをもっと知りたい方に向けた各種情報

第16回 Drupalをもっと知りたい方に向けた各種情報

過去15回にわたり、Drupal 8 の特徴や他の CMS との違いを紹介してきました。まだ実際に手を動かして操作していない方にも、Drupal がどんな強みを持つソフトウェアなのか、そしてなぜ私たちが Drupal を探求し、活用し、推奨しているのか、ということがご理解いただけたのではないかと思います。連載の締めくくりとして、Drupal の発展を常に支えてきたコミュニティと、今後さらに理解を深めていただくための情報をまとめたいと思います。

Drupal camp Manila 2018レポート

Drupal camp Manila 2018レポート

フィリピンのマニラで開催された「Drupal camp Manila 2018」にスポンサーとして参加してきました。フィリピン国内外から100人以上の参加者が参加するイベントでした。Drupalに関するセッションや初心者向けのDrupal入門ワークショップ、開発者向けのモジュール開発ワークショップ、コードスプリントなど盛りだくさんの内容でした。