Drupalのモジュール活用・紹介に関する記事一覧
Drupalのモジュールに関する情報を配信しています。適切なモジュールを選択し、それらを組み合わせながら機能を実装していく事はDrupalによる開発をする上で非常に重要です。ここでは便利なモジュールの紹介や活用法など実践的な内容を配信しています。
Group モジュール v2.0.0 / v3.0.0 の新機能
今回、ANNAI のスポンサーのもと Group モジュールに新機能が追加され、2.0.0-beta1 および 3.0.0-beta1 としてリリースされました(2023/01 の時点での最新版は 2.0.0-beta6 / 3.0.0-beta6)。なお、2 つのバージョンが同時に公開された理由は後に詳述します。
Group モジュールとは?
Group モジュールは、多数のログインユーザーを持つサイト上において、Drupal コアのロールや権限では実現できない複雑なアクセス管理を、グループを作成することで可能にするモジュールです。例えば、部署ごとにグループを作成し、それぞれのグループ内のページを閲覧できるのはグループメンバーのみとなるよう設定するという使い方が可能です。
なお、ANNAI は Group 1.0 の安定版のリリースの際にもスポンサーを行いました。
Drupal 9 におすすめのモジュール
前回(2018 年)記事を書いてから時間が経ったので、久し振りに最近使っているお気に入りのモジュールについて Web 開発チームに聞いてみました。その中から厳選して、多くの Drupal 9 プロジェクトに役立つ、いくつかの定番モジュールをご紹介します。
ANNAI の貢献による Group モジュールの安定版リリースと Subgroup モジュールの開発
ANNAI は Subgroup モジュールの開発をスポンサーし、これを通して Drupal Core へも直接的・間接的に貢献しました。
Drupal 8 Twigテンプレートの変数のデバッグ
Twigテンプレートファイルを操作する場合、利用可能な変数はテンプレートファイルのコメントに記載されます。しかし、記載されていなかったり、テーマやモジュールで、別途変数定義されている場合、テンプレート内で利用可能な変数を検出する必要があります。Twigでは、dump()関数を使って、テンプレートファイルで利用可能な変数を検出できます。
Drupal サイトの構成設定を診断するには
慎重にサイトを運用していても、気づかないところで将来の障害の原因を作ってしまったり、セキュリティーの脆弱性を見逃してしまう可能性がないとは言えません。CMS で運用しているサイトを診断するには、外部から見た一般的な挙動やページ出力の結果をチェックすることに加え、サイトを駆動するシステム内部の状態や健全性をチェックすることも重要です。今回は、Drupal サイトの構成設定の診断に便利なモジュールや Drush 拡張を紹介します。
Drupal8のTomeモジュールで静的サイトを生成する
Drupalに静的サイト生成(SSG:Static Site Generator)の機能を持たせるTomeというモジュールがまだベータ版ですが公開されています。静的サイト生成については既に2016年12月に「ANNAIマガジン」の記事「Drupalサイトを静的HTML(Static HTML)に変換する方法」で解説されていますが、そこで紹介されていたStatic GeneratorモジュールがDrupal8に対応していないためその代替としてTomeがどこまで使えるか検証しました。
Drupal8でWordPressの新エディターGutenbergを使ってみた
2018年12月にWordPressのデフォルトエディターとして正式リリースされCMSユーザーの間で現在話題沸騰中の革新的エディターGutenbergがDrupalではどこまで使えるか検証してみました。
Drupal のレイアウトビルダが持つ強力な機能と独自の特徴
Drupal 8 の次期リリースで提供予定のレイアウトビルダは、構造化コンテンツにも、非構造化コンテンツにも、またテンプレート化されたページにも、自由形式のページにも対応できるという独自の特徴を持っています。
Developers Festa Sapporo 2018で Webシステム開発基盤としてのDrupal を紹介してきました
去る2018年11月16日(金)に札幌で開催された Developers Festa Sapporo 2018 において、当社 CTO の青山が開発者向けに1時間にわたる講演を行いました。以下、簡単にレポートします。
Open ID Connectを用いて、GoogleアカウントでDrupalにログインする
DrupalにGoogleやFacebook、またはOpenID Connectに対応しているサービスのユーザー情報を使ってログインする方法のご紹介です。