数週間前にネットサーフィンをしている間にこの大胆な発言を見かけました。この発言に刺激を受けた為このブログを書きました。
スクラムマスターがチームと一緒にいることは、もちろん複雑なプロジェクトを取り組んでいるチームには最善で最も有利なシナリオです。しかし、スクラムマスターは一緒にいる場合「のみ」効果があると言うのなら、申し訳ないですが、反論しなければなりません。
チームと一緒にいる時とは対照的に、リモートでチームとやりとりしアジャイル方式ミーティングを行うと、色々な課題があるのは当たり前のことです。チームのやる気を保つ為に私の代わりに全く違うアプローチが必要になります。
個人的に私が同じ場所にいるチームと違い遠隔チームを管理する時に採る「違うアプローチ」は、チームが現在進行中の全ての作業に関して私が透明性を持ってやりすぎというぐらいコミュニケーションをする事です。私の役割に含めているのは:
- チームとクライアントが合意した 「合格基準」と「完成の定義」がある上で作業すること。これで私達が作っている製品は、クライアントとチームの両方が合意した物だと保障されます。なにより、両方が解決策に対する思い込みが必要でなくなります。
- クライアントとチームの両方が自由にアクセスできるオンラインで最新のKanbanボードを使用すること
- クライアントとチームにプロジェクトのすべての面に対する完全な誠実さ。特に納品時の煩わしさとストレスフルな瞬間。何かがダメになりそうでしたら隠さず早めに注意を促すべきです!
今には遠隔でのコラボレーションを可能にするツールがたくさんあります。なのでPNXのチームがコラボレーションを容易にするツールを幾つかシェアしたいと思います。
スラック/GoToMeetings/Googleハングアウト
社内スタッフの多くがオーストラリア各地にいる為、これらをコラボレーションツールにしています。GoToMeetingとGoogleハングアウトの両方(個々のクライアントの好みに応じて)をツールとして日々のクライアントとのスタンドアップミーティングに利用しています。これらを介してクライアントに素早く問い合わせる事によりPNXとクライアントの間のメールのやり取りが大幅に減りました。その結果は?メールの返事を待つより比較的早く質問を回答でき、アイドル時間の短縮に繋がります。
オンラインKanbanボードへのアクセス
究極の透明性。アジャイルデリバリーマネージャーにとって、チケットがボードの右側へ移動することほど満足することはありあせん。それはクライアントも同じです!ボード上の各チケットには作業の担当者とその状況詳しく書かれています。プロジェクトkanbanボードにアクセスできる関係者なら一目で特定のスプリントの作業の進行状況が分かります。
Googleスプレッドシート ー 対話式アジャイルセレモニーにピッタリのお気に入りツール
遠隔チームと仕事する事について一番よく聞かれるのは「遠隔チームとレトロスペクティブのようなアジャイルセレモニーをどうのように促進していますか」という点です。これには私のお気に入り、Googleスプレッドシートです。各レトロの前に、30分をかけてレトロボードをスプレッドシートにまとめます。あらゆるレトロを試し、違うレトロのテクニックを使い退屈にならないようにします。シートにコメントを書くスペースをあらかじめ決めて、シートをチームと共有します。ビデオ会議(可能であれば)でレトロスペクティブを進める時、レトロのタイムボックスをタイマーアプリで計ります。そしてチームはリアルタイムにGoogleスプレッドシートに書き込みます。実際のボードまで歩いて付箋を貼ると同じ感覚で、バーチャルに行っています。レトロでスクショした元のテキストをダミーテキストに置き換えて置きました。レトロ内の会話はレトロに残っています!見ての通り、私達は楽しくレトロを行えました!
機密性のある会話には ― ビデオ会議 (或いは電話)
上記のツールはコラボレーションには適していますが同僚や遠隔にいるクライアントと機密性のある会話をする時にはビデオ会議(お互いが見えるように)が必須です。大事な会話ならチャットやメールを通じてだと危険ですし、プロジェクトの真っ最中にニュートラルの口調で伝えるのも難しいです。だだし、ビデオ会議が無理でしたら電話を掛けるのもいい方法です。
あなたのチームで遠隔作業に使用しているおすすめのツールを是非教えてください。
(Photo by rawpixel.com on Unsplash)
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