ANNAIマガジン
Drupal 9
この記事は「 Drupal Modules our Team Loves 」の翻訳です。
この記事の目次

Drupal 9 厳選モジュール 9 選

Crop API

Crop API モジュールは、Drupal に内蔵されている画像ツールに機能を追加し、編集者が使用方法に応じて画像をトリミングできるようにします。サムネイルの顔が切れてしまうこともなくなります。

なお、Crop API を使用するには Image Widget CropFocal Point のような UI モジュールが必要になります。私たちのチームは後者を使用しています。Focal Point モジュールを用いるための画像スタイルを適切に設定すると、記事編集時に画像に十字カーソルを置いてクリックした箇所が、記事のサムネイルの中心になります。

Focal Point

「画像のどの部分にフォーカスするかを編集者がコントロールできる点が気に入っています」とチームメンバーはコメントしています。
これらのモジュールでは解決できない問題がある場合は、Crop API の代替モジュールがいくつかあります。Drupal.org のこの記事(Comparison of image cropping and resizing modules)を参考にしてください。

Reroute Email

このモジュールは Drupal サイトからのすべての送信メールをインターセプトし、特定のメールアドレス(事前に指定可能)にリルートします。
例えばテストメールを送信したいものの、実際にはそれをユーザーに受信してほしくない場合、Reroute Email モジュールで簡単に行うことが可能です。

 

Rabbit Hole

Rabbit Hole モジュールはコンテンツタイプを直接表示しようとしたときの振る舞いを制御します。
特定のコンテンツタイプのノードを、その URL が直接入力された時には表示させたくない場合、このモジュールで「アクセスは拒否されました」を表示させることができます。例えば、あるノードを特定のビューでのみ表示させて、単独ページとしては表示させたくない場合などに用います。

Rabbit Hole

設定はエンティティタイプ全体でも個別のエンティティでも可能です。
 

Config Pages

ランディングページなどの、それぞれにレイアウトが異なる単独のカスタムページを多数作成する必要がある場合、Config Pages モジュールを使うことで時間を節約し、コーディングの手間を省くことができます。レイアウト毎に異なるコンテンツタイプを作成する必要はありません。また、それらをメニューで選択して表示することもできます。さらに、それらのページに専用のテーマも設定できます。

Mailgun

Mailgun モジュールは、オープンソースで開発者向けのメールサービスである Mailgun との統合を容易にします。REST API を使って簡単ににメールの送受信やトラッキングができるこのサービスは、私たちのチームでも頻繁に活用しています。

Admin Toolbar

新しい Drupal 9 サイトを作成するなら、このモジュールを最初にインストールすべきでしょう。Admin Toolbar を使うと、Drupal のすべての管理ページに、マウスオーバーで展開される便利な階層化メニューでアクセスでき、クリック数を大幅に減らすことができます。

admin toolbar

Pathauto

Pathauto モジュールは、事前に設定したパラメータに応じて URL エイリアスを自動生成することで、URL エイリアスをクリーンで一貫性のあるものに保つことができます。

Redirect

リダイレクトの設定を忘れてしまう心配はもうありません。コンテンツ編集者がページの URL エイリアスを変更すると、Redirect モジュールが自動的に適切なリダイレクト設定を作成してくれます。

Metatag

ソーシャルメディアで共有したコンテンツの見栄えが悪くてがっかりしたことがある人には、Metatag  モジュールがお勧めです。このモジュールはページに構造化されたメタタグを設定しますが、加えてさまざまなソーシャルメディア毎のスニペットタイプを定義して、画像フォーマットや説明文などをカスタマイズすることができます。Twitter でも Facebook でも、参照されたコンテンツのプレビューを思い通りのフォーマットで表示することができます。

Metatag モジュールを実際に使用している様子は、トレーナーの Trevor 氏によるソーシャルメディア上のプレビューを完璧にするためのビデオをご覧ください。

 
 
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この記事を書いた人: Kuniyoshi Tone

ANNAI株式会社

デジタルマーケティングを担当。金剛山を遠くに眺めて大阪からリモートワークしています。

 

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