ANNAIマガジン
デジタル・マーケティングはDrupalと共にどのように進化しているか
この記事は「 How Digital Marketing is Evolving with Drupal 」の翻訳です。
この記事の目次

マーケティング部署の意思決定者が、Drupalを選択しこだわる理由には、以下のような点が挙げられます。

  • 他のマーケティングツールと統合可能な設計
  • 運営効率の向上
  • フロントエンドの設計オプションの柔軟さ
  • コスト削減

他社製品との統合性

顧客経験価値(カスタマー・エクスペリエンス)は、もはやCMSのみによるものではありません。CMSは、CRMやマーケティング自動化ツールだけでなく、新しい技術や分野と統合し、どこにいる顧客にもアクセスできる一貫したデジタルエクスペリエンスプラットフォームとして機能する必要があります。

Drupalは他のサードパーティーシステムとの統合に関して最も柔軟なCMSです。DrupalはAPI機能を活用することで、他の競合製品よりも迅速に最新の技術を利用したデジタルプレゼンスを提供します。これにより、より優れたカスタマーエクスペリエンスを実現します。

WorkdayがいかにSalesforceやMulesoftといった異種のシステムやツールと統合し、カスタマー・コミュニティー・メンバーと社内サポートチームの両方に役立つシームレスな経験を作り出しているか、確認してみてください。

運営効率の向上

大規模な組織では、部門間のコミュニケーションの隔たりが、コンテンツを公開する上で非効率をもたらすことがよくあります。これは、マーケティング担当者とコンテンツ編集者がなんらかの変更を行う際に、開発者を必要とする場合により顕著になります。これらの障害が適切に対処されない場合、顧客や潜在的な顧客が、本当に求める最新の製品やサービス情報に簡単にアクセスできなくなるという苦労を負うことになります。

Drupalは長年に渡り、高度にカスタマイズ可能でユーザーフレンドリーな管理画面やフレキシブルな権限設定を提供することで、技術的な知識を持たない、コンテンツ管理者でも扱えるように発展してきました。Paragraphsのようなモジュールを利用することで、コンテンツ管理者が全社内のサイトの一貫性を維持したまま、コードによる修正を必要とせずにレイアウトを変更する事が可能になります。これにより、マーケーティングチームは開発者から独立してコンテンツの作成に注力できるようになります。

フロント・エンドの設計オプションの柔軟さ

Drupal 8は、フロントエンドとバックエンドのアーキテクチャを独立したシステムとして分離することで、設計の柔軟性を高めました。これにより、バックエンドアーキテクチャの変更に時間を使うことなく、ホームページのビジュアルデザインを完全に再構築することができます。

これは少々技術的で、取るに足らないことのようにも見えるかもしれませんが、マーケティングリソースと予算の削減に関しては重大なメリットがあります!この設計の柔軟性により、マーケティング担当者はより迅速かつ頻繁に新しい設計を実装することができ、顧客経験価値(カスタマー・エクスペリエンス)を最適化するためのUXのテストをより早く、頻繁に実施することが可能になります。

コスト削減

あらゆる分野において包括的にマーケティング戦略を実行するために必要なマーケティングツールの数は増加しています。我々は、カバー範囲を広げ、顧客をよりよく理解し、顧客とのエンゲージメントをパーソナライズするために、弊社のマルテク・スタックにツールを追加しています。これらのツールには各々、独自の関連パッケージ料金またはサービス契約が適用されます。

Drupalはオープンソースプラットフォームのため、ライセンス費用が発生しません。大規模な実装では、登録商標のあるソフトウェアの使用権を得るだけで数十万ドルのコストが掛かりますが、Drupalはコミュニティで開発されたの無料のソフトウェアであり、企業は何百万ドルも節約することができます。

Drupalは、機能面やサイト訪問者が閲覧する部分だけでなく、テキストエディタ、ワークフロー、ユーザーロールや権限などについても、デフォルトで完全にカスタマイズ可能です。つまり、カスタマイズのための予算を、顧客の利益のために使うことができるのです。

Drupalの導入、もしくはDrupal 8への移行を検討されているデジタル・マーケティング部門のトップには、これらの利点や、いかにDrupalが顧客や潜在的な顧客に対しより迅速でユーザーフレンドリーなデジタルエクスペリエンスを提供するための手助けとなるか、考えていただきたいと思います。Drupalの導入、もしくはDrupal 8への移行へ強く傾いてきましたか?ご質問があればご遠 慮なく。ぜひ一度、Drupal 8のコンテンツ移行用「マーケット担当者のためのガイド」をご覧ください。

この記事を書いた人 : Kentaro Inoue

ANNAI株式会社
経営企画室 室長
サービスの設計・企画、マーケティング、採用戦略の立案などを担当。普段は新潟で猫と一緒に、時々海外からリモートで働いています。好きなモジュールはRulesとFlagです。

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