アルジャジーラのデジタル戦略を支えるDrupal

この記事は 「Al Jazeera- Dynamic International Content」 の翻訳です。
この記事の目次

Drupal導入事例 アルジャジーラ

アルジャジーラメディアネットワークはグローバルな報道ネットワークです。多言語、多ジャンルのコンテンツを標準的でデジタルなプラットフォーム、ネット接続可能なデバイスアドのフォーマットや、コマーシャルパートナーを通じて世界中に提供しています。開局20周年を迎えるこの年、アルジャジーラは全てのコンテンツ提供チャネルとプラットフォームで急激な拡大フェーズに直面しています。この度アルジャジーラはたくさんの技術的イニシアチブを活用し、成長を促進する取り組みを行いました。

アルジャジーラ様の成長ゴールをサポートするべく、世界クラスのDrupal 8プラットフォームを使い、アルジャジーラの各サイトを統合するプロジェクトを行いました。コンテンツ作成のメインツールとして、CMSが中心的な役割を果たし、核心のためのコードベースを作成したり、チャネルをまたいで編集ワークフローを標準化します。
なぜDrupalが選ばれたのか
すでにアルジャジーラ様はたくさんのサイトをDrupalで運営していました。アルジャジーラ様は長い課題発見と計画プロセスを経て、全てのアルジャジーラサイトのコンテンツマネジメントをDrupalに統合し、統合プラットフォームに関する要望をまとめた資料を作成することになりました。

プロジェクトについて(ゴール、要望、成果)

ゴール

  • ひとつのインターフェースで全てのネットワークからのコンテンツがアクアセス可能にするために、現在別々になっているデジタルシステムとワークフローを連結する
  • 色々なバリエーションのコンテンツを持つ別々のシステムをサポートするための、付帯コストやや技術的負債を減らす
  • API連携や技術資料などにおいてDrupal 8のベストプラクティスの例となる
  • マイクロサイトを早く、手間なく立ち上げられるようになるために、共通のコンテンツマネジメントプラットフォームを使う
  • 将来開発する「Comprehensive Unified CMS」のためのベースラインフレームワークを開発する

要望

  • 多言語サポートを含む、CMSの新しいインスタンスを簡単にインストールするためのパッケージを提供するプラットフォーム配布構成(英語+アラビア語)
  • 管理者と編集者のためのユーザー登録と管理
  • 投稿されたコンテンツを集めて見えるようにするダッシュボード
  • 共通ニュースサイト要素のためのコンテンツタイプ開発
  • 国際化
  • 管理者、編集者のための編集ワークフロー構築
  • アルジャジーラにブランディングされた管理者・編集者画面
  • 簡単なメディア管理
  • エンドユーザーサイト検索

成果

アルジャジーラが新バージョンのMubasherサイトの実装に使用するため、2016年6月に上に書かれた要件を含むベースラインのDrupal 8プラットフォームを提供しました。

Mubasherサイトは、新しく統合されたプラットフォームで動く初めてのサイトです。3つのプロファイルが作成されました。Mubasherなどのネットワークサイトに使用される「CMS」プロファイル、ネットワーク上のサイトに配信されるコンテンツのリポジトリを管理する「コンテンツハブ」プロファイル、グローバルネットワーク検索として機能する「検索」プロファイルです。

このプラットフォームによって、コンテンツ編集者はより迅速に、アクセスしやすく、コラボレーションしやすく、効率的になります。同様に重要なのは、多様で消費者に親しまれるコンテンツのより良いガバナンスとセキュリティを獲得できたことです。

世界的なメディアネットワークとして、アルジャジーラは技術戦略において自社の国際化、未来の成長、柔軟性を優先度をつけて実施していくことがとても大切だということを認識されていました。産業が変わるにつれ、オムニチャネルのようなデジタルトレンドに投資をして事業転換を図ることはアルジャジーラ様にとってとても重要なことです。今回のこのプロジェクトにより、アルジャジーラ様は彼らのデジタルセンルアクにおけるビジョンに一歩近づきました。「動的で統合されたエンタープライズプラットフォームを使用して、すべてのチャネル、デバイス、ユーザーのコンテンツの成長、エンゲージメント、および再訪を加速させる」

終わりに

いかがでしたか?グローバルに活動するメディア企業のデジタル戦略の一端を垣間見た事例となりました。消費者が利用するデバイスが多様化するからこそそこに適切にコンテンツを届けるプラットフォームとしてDrupalが採用されたプロジェクトということになります。今回公開されたMubasherサイトからさらにどんな進化を遂げるのか、これからも注目したいと思います。