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こんにちは。井上です。先日はDrupal camp Cebu 2014に参加してきました。その後、私はセブに数週間滞在しながらリモートワークをすることになりました。今日はDrupalCamp Cebu 2017の実行委員の一人、Lucからお誘いを受けて、Drupalの勉強会にお邪魔しました。

セブでのDrupal人材の育成

近年では各国のIT会社がフィリピンに進出しています。IT関係の学校や大学も多数あり、基本的にフィリピンはIT人材が豊富です。しかし、高度な知識を持つDrupalエンジニアを見つけるのは難しいとの事でした。そのため、大学でITを専攻した新卒を雇い、一から教育を行っている会社も多いとの事でした。今回の勉強会の主催も欧米でDrupal開発を行っている会社でした。

Luc

日本におけるDrupalを取り巻く状況についてお話しさせていただきました

勉強会に参加したJohnさんと私は良い機会なので何か話してほしいと依頼されました。JohnさんはDrupalのフロントエンド開発をテーマにDrupalとReact.jsについて説明しました。

John

私は日本におけるDrupalを取り巻く状況や弊社が「Drupal スタートブック」を執筆にした背景を説明しました。

kentaro

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Drupal初心者向けの日本語ソースは豊富とは言えず、初めてDrupalを学習する人にはハードルが高いという課題があること。また、国内ではWordPressやMovable Typeのシェアが依然として高く、海外に比べてDrupalは普及の途中にあり、これらを解消する願いを込めてANNAIは「Drupal スタートブック」を執筆したことを説明しました。

Drupal 8 スタートブック―作りながら学ぶWebサイト構築 ThinkIT Books

Drupal 8 スタートブック ― 作りながら学ぶWeb サイト構築

本書は、オープンソースのCMS( コンテンツマネジメントシステム) であるDrupal( ドゥルーパル) の最新バージョンDrupal 8 の解説書です。
これからCMS を触ってみたいと思っている方やWordPress 等の他のCMS での開発経験のある方などを対象に、Drupal 8 の標準機能を使ってできる簡単なサイト制作を通して、Drupal の機能やアーキテクチャーについて学びます。

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英語の読み書きに抵抗の無い彼らには、言語の壁が学習の障壁になるという考え自体が無く、意外だったとの感想をいただきました。日本国内でのDrupalの普及には地道な活動が必要不可欠であるという事を再認識しました。

皆さまありがとうございました。

勉強会への招待から様々なな情報交換まで、大変学びのある一日を過ごす事ができました。ここで学んだことを今後のDrupalコミュニティの発展に繋げていこうと思います。勉強会に参加された皆さま、Luc、ありがとうございました。ぜひ、日本に来た際にはお声をかけてください。

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この記事を書いた人: Kentaro Inoue

ANNAI株式会社
マーケティングマネージャー
サービスの設計・企画、マーケティング、採用戦略の立案などを担当。普段は新潟で猫と一緒に、時々海外からリモートで働いています。好きなモジュールはRulesとFlagです。

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