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アクイア社のマーケティングチームが、当社のマーケティングプログラムをマルケトから当社独自のオープンマーケティングクラウドであるアクイア Campaign Studio に切り替えた経緯をご紹介します。その結果、より直感的な機能、カスタマイズ可能なリードスコア、分析やトラッキングのコントロールと可視化が可能になりました。

Campaign Studio で得られる柔軟なキャンペーン機能に加えて、このプラットフォームを他の商用・独自ツールと統合することで、さらに多くの可能性と価値を見出すことができます。マルケトでは外部との統合が複雑(または不可能)でしたが、アクイア Campaign Studio のオープンアーキテクチャでは、現在使用しているすべてのツールを接続したり、サードパーティや自社開発のテクノロジーと統合したりすることができるので、ユーザーエクスペリエンス全体をチームでコントロールできるようになりました。

自由度の高いインテグレーション

マーケティング担当者は、要望や変更のたびに外部に委託することなく、変化やイノベーションを推進したいと考えています。アクイアのマーケティングオペレーションチームがマルケトを利用していた頃は、新しいインテグレーションの追加を検討する前に、面倒な手続きを経てマルケトチームの許可を得る必要がありました。マルケトのライセンスを取得しても、インテグレーション用のテスト環境の構築をマルケトチームに依頼しなければなりません。

特定のユースケースのために新しいプラグインを開発してもらうには、多くの契約交渉が必要で、追加料金が発生することもよくあります。また、リクエストが承認されるという保証もありません。大規模なプロプライエタリー・ベンダーであるマルケトは、一般的に、マルケトを使用している他の企業がその特定の機能に対して高い関心を持っている場合に限って、新しいインテグレーション機能の構築に同意する可能性があります。大きなチームの戦略的ロードマップに組み込まれるのを待たなければならないというのは、当社のような企業が競争で優位に立つためには、明らかに最速のアプローチではありません。マルケトの実装、ナーチャリングストリームの変更、ルールの調整などのプロセスは煩雑で、一般的にはチーム内にマルケト専任の「スーパーユーザー」を置く必要があります。これは、チームに幅広いサポートを提供できる人材ではなく、マルケトのスペシャリストのためにマーケティングの人員とリソースを割くことを意味します。Campaign Studioでは、チームは、ベンダーの制約を受けずに思いのままに構築することができます。

好機を逃さず、自由なツールで

マーケティングオートメーションの分野では、マルケトの方がはるかに長い歴史と成熟度を誇っていますが、Campaign Studio のオープン API とオープンソースの Drupal および Mautic コミュニティとの関係は、Campaign Studio がより速いペースで進化できることを意味します。マイグレーションの過程で、私たちのチームは、将来のユースケースや解決したい潜在的な問題をすでに予測していたので、アクイア Campaign Studio プラットフォーム用に多くの便利なプラグインを作成しました。現在発売している最も需要の多いプラグインの中には、Salesforce、Zoom、BrightTalk、Drift との統合があります。それぞれのプラグインは、合計約 6 週間で完成しました Campaign Studio は、各テクノロジーと簡単に接続し、システム間で通信することで、より統一されたキャンペーンを実施できるようになりました。さらに、これらの統合機能はすべてオープンにして、他のユーザーも利用できるようにしています。

もちろん、Campaign Studio 上で構築できるのはアクイアだけではありません。どんな企業や個人でも、独自のプラグインを作成したり、すでに使用しているサードパーティのテクノロジーと接続したりすることで、オープンプラットフォームが提供する機会を活用することができます。Campaign Studio とオープンソースの Mautic コミュニティとの関係は、熟練した情熱的な開発者のグローバルチームが、様々な価値を提供する新しいプロジェクトを容易に作成していくために重要です。

マルケトとは異なり、Campaign Studio は単一の企業や専門家チームに限定されたものではありません。革新的なマーケティングは、プラットフォームを利用するマーケターの手に力を委ね、スタック、プロセス、チームを思い通りにカスタマイズしてもらうことから始まると考えています。 


マルケトへのマイグレーションがどのように完了したのか、より詳しく知りたい方は、「マルケトからアクイア Campaign Studioへのマイグレーションガイド」をご覧ください。

 

 
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この記事を書いた人: ANNAI株式会社

ANNAIは、2009年からDrupal専門のWebシステム開発会社として、世界規模で展開するグローバル企業や大学・自治体を中心に数多くのWebソリューションを提供。
CoreやModuleのコントリビューターなど、Drupalエキスパートが多数在籍。国内ユーザーコミュニティへも積極的にコミットし、定期的なセミナーの等の開催を通じて、オープンソース技術の普及や海外コミュニティとの緊密な連携を図っている。
Webシステムの企画・開発〜デザイン、クラウド運用までをワンストップで提供する他、Drupalのコーディングを評価する"Audit業務"や最適なモジュールの調査・選定等、幅広いコンサルティングを行っている。Drupalアソシエーション公式パートナー。

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